HSPの人は「五感が敏感」と言われています。
その五感の一つ「味覚」に敏感な人、いわゆる「食べ物の好き嫌いが多い」
人も多いのではないでしょうか。
HSS型HSPの私も、子どもの頃から「偏食」でした。
大人になった今、どうしても食べられないというものはなくなりましたが
子どもの頃は、本当に偏った食生活でした。
母親が食事の躾に厳しくなかったので、好きなものだけ食べて育ちましたが
やはり体調を崩しやすかったり、肥満、肌荒れ、健康とは言えませんでした・・・
HSS型HSPの私の苦手とするもの(好んで食さないもの)は、果物とイモ類、チーズです。
でも、高級フルーツ、フライドポテト、モッツァレラチーズは好きだったりします。(笑)
素材(丁寧に育てられた野菜や果物)、調理方法、添加物の有無、によって
苦手な食べ物もおいしく食べられるのです。
(特に「添加物」に敏感に反応する子が多いと個人的には思っています)
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の子に、「好き嫌いなく食べなさい」ではなく
「どうしたら美味しく食べられるのか」、工夫して食べることを知ってほしい!!
味覚に敏感だから偏食=食べられるものが少ないと諦めないで
「食べる事を楽しむこと」を大人が教え一緒に楽しむことが大切なのだと思います。
アレルギーっ子が増えた現代では、「なんでも好き嫌いなく食べなさい」という
強制的な指導は少なくなったかと思います。
ある保育者のお話で印象的だったのは「不味いという反応は、身体が拒否しているから。
無意識に自分を守っていると思うから、嫌いなものは無理して食べなくていいと思う。」
ちょーーーーーシンプル!!!ちょーーーーー納得!!!だと思いませんか???
HSCであってアレルギーではないから「好き嫌いなく食べなくてはいけない」のではなく
何度も繰り返しますが、どんな子どもであれ、「苦手なものを無理矢理食べさせる」のではなく
「どうしたら美味しく食べられるのか」を考えること、「どうしたら苦手なもの以外で栄養を補えるか」と考えることが大切です。そして、それを楽しむこと!!!です。