HSS型HSPの私は「自分の感情を素直に表現すること」をいつの間にかしなくなり
その結果「泣かなく(泣けなく)」なってしまった、と前回の投稿で書きました。
それはなぜなのか、どうして涙を我慢してしまうようになったのかを考えてみました。
HSPの人は「人前で涙を流すことに抵抗がある」という方も多いのではないでしょうか。
例えば、ドラマや映画を観て感動しても「涙を我慢してしまう」ってことありませんか?
(HSS型HSPの私は、映画は一人で観て好きなだけ泣きたい派です。)笑
HSPさんは本当は人一倍「感激屋さん」なのに、なぜ無意識に「涙を我慢してしまう」のか。
それは、映画の登場人物に「感情移入しすぎてしんどくなってしまう」自分を理解しているから
あえて茶化したり、粗探しをしたりして、感情移入することを避けてしまうのかもしれません。
これもきっと「共感力が高い」HSPさんが「自分を守ること」の一つなのだと思います。
映画の中の出来事だとしても、他人の痛みだったとしても、まるで自分が体験しているかのように
感情移入をしてしまうからです。
そして「深く考え込む」という特性持っているので、気持ちの切り替えがうまくできなかったりもします。
(一度、感激スイッチが入ってしまうと、高ぶりがなかなか落ち着かないというか・・・)
そんな自分を知っているから「泣くことができない、無意識に我慢してしまう」のではないかと思います。
そして、喜怒哀楽を素直に態度に表せる人にコッソリと羨望の眼差しですよ。(笑)
心許せる人の前では、涙枯れるまで泣いてください。