HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、感覚が敏感で刺激を受けやすい人のこと。
人一倍繊細な気質を生まれつき持っていて、日本では「繊細さん」とも呼ばれています。
HSS型HSPの私は、幼い頃から他者との違いに悩んできました。
「変わっている(考え方が一般的ではない)、神経質(音や光、匂いに敏感)」と周りから言われ
「なんでみんなと同じように思えないんだろう、なんで普通のことができないんだろう」と悩むようになりました。そして本当の自分を隠して生きてきたように思います。
それがある日、「HSPという気質を生まれ持った人がいる」ということを知り、本当に心が救われました。
私は「自分の感覚は異常でなかった、この思考を変える必要はない!」と感激したのです。
SNSでHSPという概念が広がり、テレビでも取り上げられ、ここ数年で認知度が上がりました。
そしてさらに・・・
「自分がHSPだと思っている人の8割が実はHSPじゃない」と言われているそうです!
ガーーーーーーーーーーーーーーーーン!!驚愕。
なるほど、なるほど、なるほど!!ですよね???
HSPは病気ではありません。気質なので治す必要はないのです。
でも、本当はHSPではなくて、他に精神疾患があって生きづらさを感じている人だったら?
自分はHSPだと思い込んでいて何も治療をしていなかったら??
そう考えるととても苦しいです。心がザワザワして落ち着きません。
HSPという新しい概念が認知されることで救われる人もいる半面で、間違った認識でより辛くなってしまう人もいる。
HSPは医学的な診断名ではないので、自己診断で勘違いする人も多い・・・
HSPの特性をうまく理解できずに、精神疾患になってしまうHSPの人も多い・・・
この微妙なズレ、どうしたらいいのでしょうか。